髪の痛まない毛染め

朝、晩になると気温が低くなり、そろそろストーブが欲しい季節になってきました。

リベールのお客様も朝は、寒いのでストーブを付けているという方が多くなってきました。
寒くなってきますが風邪などひかないように過ごしたいですね。

最近では、お客様のお問い合わせで毛染めに関することが多いので、毛染めのことを紹介します。

お問い合わせの多い内容は、髪の傷まない毛染めはどんなものですか?と言ったものです。

毛染めにはいろいろなタイプのものがあり一般によくつかわれている物は1エキと2エキを混ぜて使うアルカリカラーというものですがこのカラー剤は一番髪が傷みます。
特に市販のものは長く続ければ髪は傷みます。

今回はこのアルカリカラーでなく、今人気になっているパウダータイプのものに、問い合わせがあります。

パウダータイプは染料が粉末でお湯でといて染めます。
お湯でといて使うので、アルカリカラーで使う過酸化水素がないため髪と、頭皮への負担がありません。

しかし,髪の色を明るくする力がないため明るい色の毛染めはできません。
髪の色を明るくするためにはメラニン色素を壊す力が必要で,ブリーチ剤の力で明るくして染料を入れるので明るく染めることができるのです。

今回は、ヘナでもなく、アルカリカラーでもなく、ヘアマニュキュアでもないカラー剤の紹介です。

植物染料ですが97・4%が植物成分でジアミンアレルギーの方でも安心して染めることができます。
香草カラーイロハと言い、パウダータイプの中でもジアミンが入っていないのです。

初めてお越しの時はアルカリの白髪染めと、縮毛矯正をしているため髪はかなりのダメージヘアーでした。

ツヤもなく、パサパサ、ゴワゴワでした。
髪の量は普通にあるのですが細くて縮毛矯正のためボリュームもなくペタンとしていました。

縮毛矯正はクセ毛の悩みは解消しますが、ペタンとした感じでは、ボリュームもなく、顔回りもふんわりとした感じがないので、年齢とともにそのペタンとしたスタイルが似合わなくなってきます。

縮毛矯正をやめて、くせ毛のためのキュビズムカットをさせていただいていますが少しずつクセ毛の部分も落ち着き、なじんでくるようになりました。

今までのカットラインや縮毛矯正が残っているのでキュビズムカットも何回か切ることで形がよくなってきます。

特に襟足のくせが強く跳ねて落ち着かないのでおさまりのいい位置で切りました。

クルクルドライヤーで形は付きますのでブローの苦手な方にはキュビズムカットはとてもいいと思います。

お客様は自分でも髪が傷んでいるのはよくわかっていて「髪を引っ張るとゴムのように伸びるので、びっくりしたんです」と言われました。

縮毛矯正とアルカリカラーを何年も続けると多分、髪は抜けて薄くなりキレ毛も増えてくる事が予想されます。

今はかつらがあるのでいいのですが、それでも自分の髪がなくなるのは避けたいと思いませんか?

今回は、極力髪のダメージを避けてツヤも出て質感もよくなるようにキラ水と言って髪のダメージを抑える特殊な水も使いました。

仕上がりの後ろを見ていただいたらツヤもあり、あら!!キレイ!!と言われました。
まだまだ綺麗な髪になっていきますし、カットも似合うような形になっていきます。

当ブログを見ていただきましてありがとうございます。